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緊張性頭痛の鍼灸治療

緊張性頭痛の原因にアプローチ

 

緊張性頭痛は、頭痛の中でも比較的よく見られる頭痛です。明確な原因が分からない場合も多く、一般的には鎮痛剤が効くとされていますが、複数の原因から起こる場合には、鎮痛剤が効かないこともあります。

拍動性の痛みを訴える片頭痛とは、分けて語られることが多いですが、実際には片頭痛とリンクしている部分もあり、併発することもあります。

西洋医学では、診断名に基いて治療を行いますが、鍼灸治療では、こうした診断名ではなく、頭痛の原因に対して、根本的に解決するように施術を加えます。

そのため、診断名にこだわらず、どんな頭痛に対してでも、根治を目指して施術をしていきます。

 

緊張性頭痛を起こしやすい状態

 

姿勢が悪い

 

姿勢が悪い人は、物理的に筋肉や関節に負担が掛かるため、筋肉に疲労が溜まりやすくなります。

筋疲労が溜まることで、血液循環が悪くなり、頭痛が起こりやすくなります。

鍼灸治療により、毛細血管を拡げることで、筋肉に溜まった疲労物質を取り除き、筋疲労を無くすことが出来ます。

 

筋疲労に対して強いマッサージをすると、筋繊維を傷付けることになり、返って筋肉の炎症を起こすことになり、循環障害が悪化することがあります。

どうしても鍼灸治療が苦手な人は、ストレッチや運動などで血行を改善することをお勧めします。

 

頭痛の原因になる姿勢の変化とは、首のみならず、胸椎や腰椎、骨盤など、全身の状態が影響を与えます。

また前後の歪み、左右の歪み、ねじれなど、多くのパターンが、最終的に頭痛の原因になることがあります。

こうした原因を見付けだし、その原因になっている歪みに対して、鍼灸治療を行うと、根本的な頭痛解消が出来ます。

 

同じ体勢で仕事をしている

 

同じ姿勢を保持することは、からだを動かして運動するよりも、筋疲労を起こす可能性が高くなります。

筋肉は、収縮や弛緩を繰り返すことで、筋ポンプ作用を利用して、血液を循環させています。

そのため筋肉の動きがないような、同じ姿勢では、疲労物質が溜まったままになってしまいます。

血行障害を起こした筋肉では、酸素や栄養が足りなくなるため、血行を元に戻すために、炎症を起こしやすくなります。

炎症が起こると、血管が拡張することで、一時的に血行が良くなりますが、炎症物質により痛みが出るようになります。

こうした血行障害から起こる炎症や急激な血管の拡張も、頭痛の原因になることがあります。

 

鍼灸治療は、血行を良くすることで、炎症物質を速やかに取り除くことが出来ます。また、炎症の元になった筋緊張も、鍼灸治療で緩めることが出来ますので、根本的な解決をすることが出来ます。

 

目が疲れることをしている

 

目をよく使う仕事では、姿勢が前かがみになりやすいことから、後頚部(首の後ろ)の筋肉が固くなりやすくなります。

また、目の知覚神経である眼神経は、三叉神経の第一枝です。

三叉神経は、片頭痛の原因になる神経として有名です。目の痛み、後頭部痛などと、拍動しない頭痛が連動する場合には、片頭痛と緊張性頭痛の合併症状であることも考えられます。

この場合、頭痛薬はほとんど効果がなく、片頭痛の治療薬が効果を挙げることがあります。

 

鍼灸治療では、神経痛の原因である眼神経の症状と、緊張性頭痛の原因である筋緊張に、同時にアプローチ出来る為、即効的に痛みが無くなります。

投薬よりも速やかに痛みが解消出来て、しかも根本治療に近いですから、こうした症状には、鍼灸治療を強くお勧めします。

 

日常のストレスが強い

 

日常生活のストレスは、交感神経を緊張させる原因になります。交感神経が緊張すると、毛細血管が収縮するため、循環障害を起こす原因になります。

また交感神経の緊張は、血圧の上昇や心拍数の上昇を起こすことで、頭痛をさらに強めることになることもあります。

またストレスに対抗して分泌されるホルモンや脳内物質の中には、頭痛を引き起こす原因になるものがあります。

血管を拡張する働きのあるアドレナリンや、脳内物質セロトニンは、共に頭痛の原因になることがあります。

頭の血管は、拡張し過ぎても、収縮し過ぎても頭痛の原因になるのです。

またストレスの強い生活をしていると、知らない間に強く奥歯を噛み締めていたり、寝ている間に歯ぎしりをしていることがあります。

強くあごを動かすためには、頭の側面にある側頭筋を強く収縮させる必要があります。

側頭筋は、側頭部を薄く大きく包む筋肉ですので、側頭筋に起こる筋肉痛や筋疲労は、頭を締め付けられているような感覚を引き越します。

こうした時には、ストレスに関係するツボだけではなく、側頭筋や下あご周り、或いは後頭部の筋肉に対しても、鍼灸治療でアプローチをします。

すると頭の締め付け感も緩み、緊張性頭痛も解消されます。

 

頭痛に対する鍼灸治療のメリット

 

頭痛に対して、鍼灸治療を行う最も大きなメリットとは、投薬のように副作用がないことです。

鎮痛剤を習慣的に使用することは、副作用の被害を受ける確率が高くなるということでもあります。

鎮痛剤には、直ぐに出る副作用から、気付かない内に副作用を起こしているものまであります。

私が専門的に扱う妊活では、鎮痛剤による妊孕性の低下(妊娠しにくくなる)が問題になっています。

また、命に関わるような副作用が起こることもありますので、出来るだけ薬に頼らない頭痛解消が理想的です。

 

さらに鍼灸治療は、頭痛に対して即効性があることが特徴の一つです。

鍼灸治療は、緊張した筋肉を緩め、自律神経のバランスを整えることで、血液循環を回復させ、発痛物質を取り除くことが出来ます。

こうした変化が、比較的早く起こるため、鍼灸治療を受けて頂くと、直ぐに頭痛の変化を感じることが出来ます。

 

恐らく毎回の施術で変化が起こると思いますので、痛みの起こる頻度や強さにより、通院の頻度を決定させて頂きます。

通常は、週1~2回から始め、少しずつ通院頻度を減らしていき、最終的には、調子の悪い時だけ来て頂くように調整をします。

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鍼灸ひより堂