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胚移植が終わった後の鍼灸治療【判定待ちの鍼灸】

妊娠は妊活の終わりじゃない

 

妊活の為に受けて頂く鍼灸治療は、それぞれ時期によって意味があります。

卵胞を育てるためや、卵の質を高めるため、或いは胚移植後の鍼灸は有名ですが、判定待ちの期間にも、鍼灸治療を受けて頂く意味はあるのです。

それは、次の過程をスムーズに進めるためです。妊活は、妊娠すればお終いなわけではありません。

妊娠反応は、まだ妊活の入り口でしかないのです。

 

妊娠の入り口

 

皆さんが目指す妊活のゴールは、最低でもご出産が無事終わるまでだと思います。

生理予定日や、生理予定日から1週間過ぎただけでは、まだまだ妊活のゴールとは言えません。

経験者なら分かりますが、妊娠した後も次々に関門を突破しなくては、まだまだ安心は出来ません。

一つずつ妊活の壁をクリアするためには、次に備えた妊活が必要になります。

判定日以降も続く様々な関門は、胎盤の完成までが、最も大きな関門となります。

妊娠初期の流産は、その9割が胎盤が完成する、妊娠13週までに起こると言われているからです。

この妊娠13週までを一つのゴールとして考え、それまでのからだ作りを目標にして治療計画を組みます。

 

判定前の妊活

 

判定日以降は、1週ごとに診察があり、その度にドキドキしますが、実際のところは心拍確認までの結果は、殆ど妊娠前に決定しています。

 

1.卵の質

2.精子の質

3.子宮内膜の質

 

この3つが揃っていると、心拍確認までは無事クリア出来るはずです。

その後、妊娠を継続出来るかどうかは、母体の健康状態が大きく影響を与えます。

血液が固まりやすくなっていないか、血液中に十分な栄養が含まれているか、免疫の状態は適切かなどが、その後の妊娠継続に大きな影響を与えるのです。

そのため、妊娠を継続するために、前もって判定前の時点から、胎盤完成までの準備をしていきます。

 

さぁそれでは具体的に、判定前の妊活について詳しくご紹介していきます。

 

必要のない投薬は止める

 

この時期からは、胎児に対して影響が出やすい時期になります。

先ほども書いたように、判定前の時期には判定後のからだ作りをするわけですから、妊娠4週以降のことを考えなくてはいけません。

そこで、投薬による胎児奇形の影響を考えて、必要のない投薬は出来るだけ止めておくことが必要です。

 

判定前というのは、妊娠判定がされていないというだけで、妊娠している場合には、急激に細胞分裂をして、胚から胎児に向けて成長している時期です。

二つの細胞(受精卵)から、どんどん細胞が増えている間は、外部からの影響を非常に受けやすいため、絶対過敏期と呼ばれています。

この時期の服薬は勿論ですが、出来るだけその前から、投薬は絶対に必要なもの以外は飲まないようにしましょう。

これは授乳期まで続けると、その後の子育てでも薬が必要のない子育てを出来るようになります。

 

栄養摂取を見直す

 

タイミングや肺移植前には、色々と栄養には気を遣っていたと思いますが、もう一度食事に関しては見直してみて下さい。

妊娠中に、高脂肪食や高炭水化物食を摂ると、お子さんに影響を与えるという報告がされています。

 

妊娠前に糖質や脂肪を摂ることで、多嚢胞性卵巣症候群になることは知られていますが、その原因となる耐糖能異常が、妊娠中の高脂肪食や高炭水化物食で、お子さんに起こる可能性があります。

そのため、妊娠中も食事の摂り方には配慮が必要になります。

 

もちろん、お母さんの栄養状態は、胎児のからだの成長にも関わりますので、栄養のバランスと量には気を配って下さい。

食事の摂り方としては、2人分の栄養は必要ありませんので、今まで通り摂って頂ければ結構です。

少し気になるという方は、ビタミンやミネラルだけを、サプリメントで少量補充して頂ければ結構です。

 

意識的に少しからだを動かす

 

妊娠中は、激しい運動は必要ありませんが、ある程度のからだを動かすことは、自律神経を調整するために必要かもしれません。

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから出来ていますが、どちらかだけを働かせていても、バランスよく働くことが出来なくなります。

現代社会では、緊張状態(交感神経の緊張)が継続的に続くことが多かったり、ダラダラと休息状態(副交感神経の緊張)が継続的に続くことが多いため、交感神経と副交感神経のバランスが乱れがちです。

 

そのため、自律神経をバランスよく使うためには、ONとOFFをしっかり付けた生活をすることが大切です。

ただ現実的には、肉体労働以外でそうした生活をすることは難しく、デスクワークが主体の場合には、どこかで交感神経を強く働かせることが必要になります。

 

あくまでも軽い運動で大丈夫ですから、散歩などで軽く汗ばむ程度はからだを動かしましょう。

こうした自律神経の調整の為に、かるくからだを動かすような運動をするのです。判定前に散歩をしたからと言って、判定結果に響くようなことはありませんのでご安心を。

 

判定前の鍼灸治療

 

当院では、妊娠判定前にも、継続的に施術をさせて頂いております。

それは、今までに書いてきたように、妊娠判定以降の妊娠維持のためであり、妊娠判定を陽性にするためではありません。

妊娠をするための準備は、妊娠判定の前に終わっていますので、それ以降の準備の為に施術を続けることになります。

 

当院での妊活鍼灸は、1つのゴールを妊娠13週までとしています。妊娠13週を過ぎれば、9割がたの方は無事にご出産されます。

そのため、一番不安定な時期(胎盤完成まで)を、当院の鍼灸治療や栄養療法で乗り切って頂きたいと考えています。

また妊娠13週目を過ぎてもご来院される方は、安産のための施術として、月1回程度の施術をしています。

ただし、以前妊娠中期以降に流産をされたことがある方は、継続して施術をさせて頂きたいと考えていますので、カウンセリングの際にご相談下さい。

 

判定前に行う鍼灸治療では、流産予防として、血液が固まりにくくなるように、自律神経を調整する施術を行ないます。

副交感神経を高め過ぎると、子宮の収縮を招くことがありますから、あくまでもバランスを調整して、妊娠を維持しながら、血液が固まりにくくなるようにしていきます。

 

ご不明な点に関しては、ぜひお気軽にご相談下さい。

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鍼灸ひより堂