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不妊治療と鍼灸を併用する理由【不妊鍼灸・妊活鍼灸】

不妊治療の成功率を高めるためには

 

私は、病院で受ける不妊治療は、現代においては、標準治療と言って良い治療だと思います。

では鍼灸治療はどういう立ち位置かと言うと、標準治療では妊娠することが出来ない方にとって、足りない何かを埋めるためのものではないかと思います。

 

病院の不妊治療だけで妊娠された方は、この記事を見ることはないでしょうし、必要性もありません。

ただし、もしあなたが病院での不妊治療で妊娠をすることが出来ないか、何らかの理由で病院での不妊治療を選ばない場合、私がご紹介する鍼灸治療が、妊活の救世主になるかもしれません。

 

病院で行う不妊治療とは

 

病院で受ける不妊治療とは、EBM(エビデンスに基いた医療)が基本になりますので、検査と治療がセットになっています。

逆に言うと、病院で受ける不妊治療では、しっかりとした検査もしないで不妊治療をする病院は、あまりいい病院ではありません。

 

また、検査をしたにも関わらず、その内容を説明を十分にしなかったり、検査結果に基づいた治療を行わない病院も、信頼出来る病院ではありません。

残念ながら、私が開業する大阪でも、こうしたEBMをしっかり行う病院はほとんどありません。

 

 

何の根拠もなく、いわゆる「医師の勘」に頼って不妊治療を行う病院が多いため、同じ人が不妊治療を受けても、病院により治療内容や治療費が全く違います。

しっかりと検査を行い、それに基づいて不妊治療を受けても妊娠に至らない時には、特に鍼灸治療が強みを発揮することが多くなります。

 

鍼灸治療で妊活

 

鍼灸治療で行う妊活とは、体の働きを整えることで、当たり前の自分の力を発揮するためのものです。

ですから基本的には、自分が持っている力プラスαにするというよりは、元々あなたが持っている力を元に戻すための施術ということになります。

 

例えば、様々なストレスにより乱れてしまった自律神経は、末梢の血行障害を起こすことがあります。

手足の冷えや、胃腸の不調を抱えている人などは、そうした傾向が強い人たちです。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから出来ていますが、緊張状態やストレスが続くと、交感神経が優位に働く時間が増えてしまいます。

感神経には、末梢の血管を減らして、血液を固まりやすくする働きがあります。

 

また消化吸収機能などは、副交感神経が優位な時に働きますので、交感神経が優位になると、その働きが悪くなります。

消化吸収機能が低下すると、十分に栄養素が吸収出来ないことがあり、場合によっては妊孕性が低下することがあります。

 

消化吸収が落ちるだけでも着床障害の可能性が

 

不妊専門病院で行う治療では。着床障害の原因として、ビタミンDの低下を指摘されることがあります。

このビタミンDの低下に対しては、サプリメントの服用が行われるのですが、消化吸収の弱い人では、サプリメントの補充だけでは、血中ビタミンDが上がらないことがあります。

 

こういう時に鍼灸治療を受けると、比較的早期に血中ビタミンDが高くなることが多く、当院の患者さんでもよく経験します。

胃腸の働きと言うと、単体ではそう問題にされないこともありますが、妊活においては、とても大事な要素になることがあるのです。

 

これを鍼灸治療以外の方法で改善するには、規則正しい生活をし、ストレスを溜めないようにして、更に運動習慣を付けるなど、非常に厳しい日常管理をする必要があります。

週1回の鍼灸治療と、生活習慣全般の見直しのどちらが、あなたにとって簡単でメリットのあることでしょう?

 

最初に書いたように、こうした自律神経を中心とした働きが、元から機能していない人や、構造的に生殖器官に問題がある場合には、そちらの治療が優先されます。

もちろん、ホルモン分泌や生成に根本的な問題がある場合にも、優先すべきは西洋医学ということになります。

 

ただし、そういう時にも、西洋医学的に問題を解決しても、妊娠に至らない場合には、鍼灸治療を利用して頂くと、妊娠出来る場合もあります。

分からないことや詳細は、直接お訊ね下さい

(鍼灸ひより堂に電話する)

 

 

実際の鍼灸治療

 

自律神経の働きを適切に行うには、自律神経の中枢である脳の視床下部に対する施術と、直接作用させたい部位に対して行う施術があります。

脳に対して行う施術では、施術する対象は全身に至ります。

 

頭部、後頚部、背中、手足などのツボに鍼をすることで、知覚神経を通して脳に働き掛けます。

 

妊活に関係する、子宮や卵巣に直接働きかけるには、お腹や骨盤の周辺に対して施術を行います。

すると交感神経の働きをブロックすることで、副交感神経が働くようになり、卵巣や子宮の血流が多くなります。

 

男性にも同様に働きますので、精巣の血行障害による乏精子症には、鍼灸治療は非常によく効きます。

男性不妊の原因である精索静脈瘤に対しても、手術同様の効果があるという論文も見られますので、一度お試し頂ければと思います。

<参考:精索静脈瘤に対する鍼灸治療と外科手術の比較論文について

<参考:精索静脈瘤の鍼灸治療【男性不妊の鍼灸治療】>

 

 

鍼灸には、詰まった卵管を通す作用や、詰まった精管を通す作用ありませんので、そうした状態の方は、まず西洋医学的に治療を受ける必要があります。

それぞれの不妊治療の特徴を知り、適材適所で治療を使い分けると、あなたの妊活は成功に近付くに違いありません。

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鍼灸ひより堂