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精子無力症と乏精子症に対するお灸療法【コロナに負けない】

不妊治療休止中ならお灸を試してみよう

 

自宅で過ごす時間が増え、ご夫婦での会話や共通の時間が増えたなら、ぜひ自宅でお灸を試してみましょう。

男女ともに楽しみながら試せるお灸ですが、特に機能性の男性不妊であれば、一度お試し下さい。

 

中には、「えっ!お灸で男性不妊が治るの?」という方もいらっしゃるでしょうが、昔から男性不妊は、お灸の適応症の一つとして扱われてきました。

お灸の刺激により精巣の血流が良くなり、活性酸素の発生が少なくなることで、精子の質がよくなるのです。

 

新型コロナ騒動でお仕事が在宅になっている方や、外出する時間が減っている方は、ぜひご夫婦で妊活をしていみましょう。

 

お灸はどこで買うの?

 

お灸(艾・もぐさ)は、ネットショップで簡単に購入することが出来ます。

購入するのはAmazonでも楽天でも、どこでも結構です。

 

製品としては数多くありますが、ご自宅で試すのであれば、出来るだけ煙やニオイが出ないものがお勧めです。

例えば、スモークレスタイプと書かれているものです。

それに関しては、以前のブログでも書いていますので、参考にして下さい。

<自宅で出来る妊活セルフお灸セレクション>

 

取り敢えず一番小さい物を買っておき、続けて出来そうなら大きい物を買えば良いと思います。

 

海外でも研究されています

 

<無精子症と乏乳症の精子の質に及ぼすお灸の効果 >

 

こちらの研究は、中国の南京にある病院で行われたものです。

60人の精子に問題がある男性を対象に、一つのグループをサプリメントや漢方薬(恐らく)とし、もう一つのグループをお灸をするグループとしました。

お灸のグループは、週1回のお灸を3カ月に渡って、計12回受けたとあります。

 

1ヶ月ごとに精子の濃度と運動率を調べ、更に3か月後にはDFI(DNA断片化指数)も調べたそうです。

DFIは精子の質を表す重要な数値で、DNAがどれくらい傷付いているかを表します。

見た目が悪くなくても、DNAが損傷していれば、正常な胚分割や妊娠は起こりませんので、精子にとってDFIとは、とても大事なのです。

 

結果としては、両群とも1か月ごとの検査で、精子濃度や運動率が高まりましたが、お灸の群では、ひと月ごとにサプリメント・漢方薬群よりも成績が良くなりました。

また治療開始3か月後には、DFIは有意に下がり精子の質が良くなっていることも観察されました。

 

この時、お灸に使用したツボは、以下の3カ所です。

 

関元(CV 4)

へその下3寸にあり、古くから腎精を高めるとされる。精巣の血流を増やす働きもあり、EDなどにもよく利用されるツボです。

 

腎兪(BL 23)

精を蔵する腎の背部兪穴。

脊髄から別れ、精巣へ行く神経の分岐部付近に当たるため、血管を緩めて精巣の血流を良くする働きがある。

精索静脈瘤でも、よく使用されるツボ。

 

足三里(ST 36)

後天の精を主るとされる脾胃のツボ。

元々は胃腸疾患によく使用されますが、経絡としては陰茎にも深い関係があるため、EDなどでもよく利用されます。

また本来の消化吸収に関する働きを強めることで、生命力を高める働きがあります。

 

お灸のやり方はとても簡単

 

お灸は、世界中で行われている代表的な東洋医学の一つです。

歴史的にも、民間の中では、鍼よりも数多く行われてきた治療法です。

何と言って、鍼の様に特殊な技術が必要ないため、誰でも気軽に行うことが出来ます。

現在は、結核のためにアフリカでも行われるくらい、世界的に有名な治療法なのです。

 

本来は、艾(もぐさ)というヨモギの葉を乾燥させたものを使いますが、ネットで売っているような製品なら、更にお手軽にお灸をすることが出来ます。

先ほどご紹介した、3つのツボ(関元、足三里、腎兪)に対してお灸を置き、後は火を点けて消えるのを待つだけで大丈夫です。

 

我慢出来るようなら、火が完全に消えるまで待って頂きますが、どうしても我慢出来なければ途中で外してもらっても大丈夫です。

この時にピンセットなどがあれば、取りたいときに外すことが出来ます。

火が付いた状態はとても熱いため、素手で取って火傷をしないように気を付けて下さい。

ピンセット共に、100均の灰皿や耐熱皿を用意しておけば、更に安心ですね。

ご紹介した論文では週1回となっていますが、これは艾を使い、少し火傷する程度のお灸ですので、既製品の温灸を使う場合には、週に3~4回行うと良いでしょう。

論文にあるように、約3か月程度でDFI(DNA断片化指数)が低下したのは、精子を作るサイクルが約76日間であり、3カ月弱で精子が完全に入れ替わるためでしょう。

そのため、より良い精子を育てる為には、約3か月間はお灸を続けるべきだと思います。

 

また、更に高い効果を期待する場合や、本格的に鍼灸治療を受けたくなった方は、ぜひご相談下さい。

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鍼灸ひより堂