ビジュアルスノーは視覚情報が上手く処理されないことで起こる
ビジュアルスノーは起こりやすい人がいる
ビジュアルスノーをAIに聞いてみると、
「ビジュアルスノウ(Visual snow syndrome:VSS)は、視界全体に砂嵐やノイズのような小さな点が常に(3ヶ月以上)ちらついて見える視覚症状だと言われています。眼科での検査では異常が見つからず、脳の機能異常が疑われる疾患で、羞明(光過敏)や夜間視力障害、耳鳴りを伴うこともあります。20代以下に多く、片頭痛と関連するケースも多いとされます。 」
と表示されます。
ここに全てのヒントが表されています。
先ずビジュアルスノーというのは、視覚器には問題が無いにも関わらず、あたかも砂嵐やノイズ、ドット模様などが目に見えているように感じる状態ということです。
そしてこの現象に大きく関係するのが、脳機能と幾つかの脳神経(特に視神経と三叉神経)です。
またAI解説にあったように、若い世代に多いことは確かですが、実際には一定以上症状が進んだ眼科疾患の方にも同様の症状が見られます。
ただ若い世代ほど言語化が出来ていない為、ビジュアルスノーとは表現されていないように感じます。
つまり実際には、もっと多くのビジュアルスノー症状に悩む方がいらっしゃるということです。
ビジュアルスノーと脳機能
ビジュアルスノーが発症する方の特徴として、先天的な発達障害や後天的な精神科疾患を抱えている方が多いという傾向があります。
この両者の共通点は、脳機能が正常に働きにくい傾向があるということです。
一部の脳機能が低下していたり逆に過敏になっていたりすることで、脳が正確な視覚情報を捉えることが出来なくなることで、間違った視覚情報を認識していると思われます。
これは見えるはずのない映像が、あたかも目の前にあるかのように見える統合失調症やせん妄にも通じるものではないかと思います。
その為、眼科的には網膜や視神経に異常が無い人でも、脳神経内科や外科的には脳に異常が無い方でも、ビジュアルスノーに悩む人が多い理由だと思います。
ビジュアルスノー解決の秘策
ではこうした脳が誤まった視覚情報であるビジュアルスノーは、回復することが出来ないのかというとそうとは言えません。
そこで回復のキーワードになるのが、「認知」ということです。
例えば視覚情報とその他の身体情報を統合することで、視覚情報を正しい情報に補正するということです。
具体的に言うなら、目の前にあるものを実際に触って形を認識したり、目の前にある白い壁に実際に手を触れるようなごく当たり前のことを繰り返します。
徐々に高度なビジョン(ビジュアル)トレーニングのようなものを繰り返すだけでも、一定の方は正しい視覚情報を得るようになります。
ビジョントレーニングの具体例はYouTubeなどでも複数ありますので、是非ご覧頂いて試してみて下さい。
ビジョントレーニングの選び方としては、眼だけではなく出来る限り体を動かしたり、何かに触れたりといった動作や触知を同時に使うものを選ぶことが大事です。

