始めに
数多くある鍼灸院HPの中から、当院のHPにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。
私は、大阪日本橋にある、鍼灸専門治療院「鍼灸ひより堂」の院長を務める冨田秀洋と申します。
このHPは眼科疾患などを抱えて画面がチラついてが見えにくい方用に、黒地に白文字とさせて頂いております。
少し違和感がある方もいらしゃるかもしれませんが、何卒ご了承下さいませ。

私は、平成13年に大阪市北区で鍼灸専門治療院を開院して以来、現在の大阪日本橋に至るまで約20年以上、様々な症状に対して鍼灸治療を施術させて頂いてきました。
その中でも特に眼科疾患の鍼灸治療に関しては数多く臨床を積んでおり、結果的に現在は来院患者様の約9割が眼科疾患や眼科症状にお悩みの患者さんです。
当院の鍼灸治療では、西洋医学での治療ような結果を得られなかった方や、治療法自体がないと言われた方々でも、視力や視野、視機能を回復された方が数多くいらっしゃいます。
そういった多くの方々が経験された鍼灸治療を、少しでも多くの方に知って頂けるように、出来るだけ分かりやすく多くの情報を掲載していければと思っております。
そのため、是非TOPページだけではなく、症例ページやその他の情報ページなどもご覧下さい。
<眼科鍼灸の症例や情報など>
<妊活鍼灸の症例や役立つ情報>
<その他の疾患やコラム>
こんな方がご来院されています
✅ 病院では治療法が無いと言われた
✅ 自分の可能性を諦めたくない
✅ 出来るだけ薬を飲みたくない
✅ ゆっくりと納得がいく説明が聞きたい
✅ 根本的な問題(体質)を解決したい
✅ 症状や愁訴が複数ある
✅ 自分なりのペースで改善したい
✅ 10年後の未来を考えた治療を受けたい
初めての方にも安心してご来院頂くために

当院は、ビル1階の入り口がオートロック式になっており、ご予約の患者さんのみが治療院内にアクセス出来るようになっています。
また完全予約制を採らせて頂いておりますので、時間通りにご案内させて頂くことで、待合での待ち時間や他の患者さんと出会うことが殆どありません。
こうしたシステムを有効に活用するため、予約時間から大幅に遅れたり早めたりする際には、必ずご連絡をお願いいたします。
特にご連絡を頂けない場合には、予約時間の5分ほどの前のご来院をお願いいたします。
当院の感染症対策
当院では完全予約制のため待合で殆どお待たせしないため、他の患者様との接触機会がほとんどありませんが、万一に備えて様々な感染症対策を行っております。
当院の受付とお手洗い近くには、アルコール消毒器を設置させて頂いているため、ご来院時には手の消毒をお願いいたします。

また施術に支障がある場合には、こちらからマスクをずらしたり外して頂くようにお願いする場合がありますが、それ以外は基本的にマスク着用のままで施術をさせて頂きます。
もし事情によりマスク着用が難しい場合には、予めその旨をお知らせ頂ければ、こちらで最大限の努力をさせて頂きます。
感染症対策と衛生上の理由により、治療室内の設備に関しては、患者さんの肌に触れるものは単回使用の使い捨てか、毎回洗濯するもののみ使用しております。

ベッドシーツは使い捨てで、裏面がビニールコーティングされており、防水処理となっているため、ウイルスや細菌が通り抜けることがありません。
更に使用した枕や胸当ても、その都度アルコール消毒を徹底しております。

勿論、私の手洗い消毒も徹底して行っております。
ご来院からお帰りまでの流れ
ご来院して頂いた方は、まず1階の入り口にあるインターホンで、「601」をお呼び出し下さい。
1階の時計店「貴人館」の横に、当院ビルの入り口があります。

呼び出しをして頂くと、暫くして院内より玄関を開錠しますので、そのままエントランス内に入って頂きエレベーターで6階へお越し下さい。
エレベーターが開くと直ぐに院内の待合室になりますので、履き物をスリッパに履き替えて下さい。

初回の方は、カウンセリング専用の部屋にご案内させて頂きます。
カウンセリング室では、問診票にご記入頂いた上で、ゆっくりとお話をお伺いします。
初回カウンセリングの中では、病院での治療歴や、現在の体調の他、ご希望などをお伺いした上で、話し合いの上で治療方針を決定させて頂きます。
初回のカウンセリングに限らず、ご夫婦やご家族など複数でのカウンセリングをご希望の方は、事前にお申し出下さい。
2回目以降のご来院の際には、治療室をご案内させて頂きますので、治療着に着替えを済ませて頂き、楽な姿勢でお待ち下さい。
また他の患者さんのご迷惑になるため、院内ではスマートフォンをマナーモードにして頂き、通話は控えて頂きますようお願いいたします。
【避難経路のご案内】
避難経路は次のようになっています。
当院には、エレベーター以外に東西2か所に避難路があるため、安心してご来院下さい。

<更に詳しいご案内はこちら>
眼科疾患の患者さまは簡易検査を行います
当院で行う簡易検査は、あくまで当院で行う鍼灸治療の評価に使用するもので、病院で行う検査の代わりになるものではありません。
そのため、確定診断の為の検査やメガネに必要な処方などは眼科を受診して頂く必要があります。
また他院で行った同様の検査とも、比較検討は出来ませんのでご了承下さい。
通常、初診時と一定時間が経過してからの治療効果の判断に使用するため、3~6か月に1回の頻度で行います。(急性期は月1回程度)
当院で行った簡易検査の結果は、鍼灸治療の効果をある程度正確に反映してくれることが、臨床的に分かっています。
例えば下の症例では、鈴木式アイチェックチャート(青図)により、明らかな視野の歪みが軽減したのと同時に、眼科でのOCT画像(下図)でも黄斑浮腫の減少が見られました。
また当院で行った視力検査でも、眼科で受けて頂いた視力検査でも、視力の向上が見られました。


この症例の中心性漿液性脈絡網膜症の患者さん<症例ページで紹介>は、眼科でのレーザー治療では改善しなかったため、当院にご来院されました。
この症例のように、当院で得られた鍼灸の治療効果は、眼科での西洋医学的な検査でも実証されています。
またこの症例の患者さんの場合には、自覚的な視野の影や歪みも、劇的に改善されています。

<最終的には浮腫が消失しました>
簡易検査で使用する器材
1.LCD視力表

2.鈴木式アイチェックシート

3.三田式万能計測器

4.ヘルテル眼球突出計

5.石原色覚検査表Ⅱ

施術の流れ
施術室で行う診察や施術は、ご用意している患者着に着替えて頂いてから行います。
施術自体は約40~50分間掛かりますので、事前にお手洗いをご案内させて頂きます。

<男性は短パンのみ>
施術室のベッドは、使い捨てのシーツ、使い捨て枕カバー、1人ずつ洗い替えのタオルをセットしております。
施術室には、ハンガーや脱衣かごがありますので、ご自由にお使い下さい。
またピアスや眼鏡、時計等の装飾品は、専用の棚がありますので、施術終了まではそちらに置いておいて下さい。

施術に使用する鍼灸用品は、全て使い捨てを使用するため、安心快適な施術を受けて頂けます。
当院では、太さや長さ別の6~7種類の鍼を使い分け、部位や症状に合わせて、少しでも痛みが少なく、かつ効果的な施術が受けて頂けるように、準備をしています。

施術が終われば、お会計の後、次回以降のご予約をして頂きます。(ご予約は24H予約システムやLINE、メールでも承ります)
お会計は、現金の他、カードや各種QR決済サービスでもお支払い頂けますので、ご都合に合わせてご利用下さい。

※国家資格を持つ鍼灸師による鍼灸治療は、医療費控除の対象になります。
毎回発行する領収証は、大事に保管して下さい。
受付時間
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
10:00~12:00 |
◯ |
◯ |
× |
〇 |
◯ |
△
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15:00~19:30 |
◯ |
◯ |
× |
〇 |
◯ |
× |
△土・祝日は10:00〜14:00
水・日は休日
施術料金
初回カウンセリング料 |
2000円 |
妊活鍼灸料金 |
10000円 |
一般鍼灸・眼科鍼灸 |
6000円 |
【ご予約について】
ご予約は電話、メール、LINE以外にも予約専用サイト(予約専用サイト)で承ります。
ご予約は30分単位でのご予約となり、初診時は90分間、2診目以降は60分間で治療時間を確保しております。
ご希望の時間帯に予約サイトに空きがない場合でも、弊院側で調整できる場合がありますので、その場合にはメール、LINE、お電話にてお問い合わせ下さい。
一旦ご予約を頂いたのち、キャンセルや変更をご希望の場合、前日までであれば予約専用サイトやメールLINEでも結構ですが、当日の場合には連絡の行き違いを無くすため、お電話のみでキャンセルを承ります。
また当院は完全予約制の治療院のため、同じ時間帯に複数のご予約をお取りすることは出来ません。
そのためご予約のキャンセルや変更に関しては、出来るだけ早くご連絡をお願いいたします。
尚、無断キャンセルに対しては、100%のキャンセル料を頂いております。
もしキャンセル料を頂けない場合には、今後のご予約をお取りすることは出来ませんので何卒ご了承下さい。
<鍼灸治療オプションメニュー>

電子温灸器により自律神経を調節する、鍼灸オプションメニューです。
次のような方に効果的です。
・不眠傾向で熟睡できない。
・自律神経系のトラブルを抱えている。
・胃腸が虚弱である。
・最近リラックスできていない。
こんな方には鍼灸治療オプションの電子温灸による温灸治療をお勧めします。
通常の鍼灸治療に加えて、温灸治療を加えることにより、安全で心地のよい施術を受けながら、より高い効果を体感できます。
<詳しくはこちらをご覧ください>
眼科領域の鍼灸導入のきっか
私が大阪市北区で開業した当初は、妊娠出産にまつわる方や、自律神経失調症、アトピーなどの症状の方が来院者の多数を占めていました。
そんな中、同じ中医学で鍼灸治療をされている愛知県千秋鍼灸院の春日井真理先生と、HPを通じて交流を持つ機会がありました。
その当時から千秋鍼灸院の春日井先生は、眼科領域の鍼灸において日本の第一人者でした。(その当時は知りませんでした)
春日井先生は、全国から来院される眼科疾患の患者のために、眼科領域の鍼灸治療を引き受けてくれる提携鍼灸院を探している最中でした。
そこで、「大阪方面の施術をひより堂にお任せ出来ないか。」とのお話を頂き、それ以来20年近く提携治療院として、眼科疾患の鍼灸治療をするきっかけを作って頂いたのでした。
<眼科疾患の患者さまへのインタビュー>
妊活を20年以上サポートするきっかけ
私が最初に妊活に興味を持ったのは、整体の世界にいる頃でした。
妊娠中に、酷い腰痛や肩こり、坐骨神経痛などに苦しむ妊婦さんを見ていた私は、骨盤矯正や腹帯の巻き方を通して、骨盤というものが、妊婦さんだけではなく、お腹のお子さんにも影響を及ぼすことを知りました。
ただ妊娠してから幾ら施術をしても、根本的に妊婦さんの体調を整えたり、生まれてくるお子さんを元気にすることは難しい事もよく分かりました。
その後、私にも子供が出来ましたが、未だ十分に経験を活かしたことが出来ているとは言えませんでした。
自分の子育てと共に色々な経験をしましたが、やはり「妊娠前からの養生が何よりも大事」だと再確認しました。
私の子供には4人ともアトピーがあったため、必然的に知識と経験が多くなり、開業当初はアトピーの鍼灸治療や栄養療法にも力を入れていました。
すると自然に、来院される患者さんにも、アレルギー疾患の方が増えてきました。
最初の内は、比較的簡単に治る人が多かったのですが、臨床数が増えると共に、中々良くならない重症アトピーの患者さんが増えてきました。
そうした重症のアレルギー疾患や、免疫系疾患の方を施術する機会が増えてくると、こうした疾患には、より先天的な要因が強いことが分かってきました。
そこで、特に妊娠前の女性には、妊娠前の養生を指導したり、不快症状(肩こり・冷え性など)の鍼灸治療に力を入れるようになりました。
これが当院の妊活鍼灸の始まりです。
不妊治療が当たり前の今こそ鍼灸治療が必要
時代と共に大阪にも高度生殖医療の専門病院が増え、通院される患者さんも、高齢で高所得の一部の人だけでなく、様々な生活環境や年齢の方が不妊治療を受けるようになりました。
そこで当院で行う妊活のサポートも、色々な患者さんのご希望に答える形で行うようになりました。
ただ治療所で行う妊活の基本は変わりません。
病院の不妊治療では出来ない、ご両親の根本的な体作りこそ、妊活鍼灸の基本とするところです。
なぜなら、ご両親の健康無くして、健康な赤ちゃんは生まれるわけがないからです。

・何から始めていいか分からない
・出来るだけ自然に妊娠したい
・薬を使った不妊治療が嫌
・人工授精までで妊娠したい
・方法は問わないので早く妊娠したい
・流産予防の施術が受けたい
こうした色々な患者さんの要望に合わせて、あなたにとって何が最適であるかを、専門的な知識でサポートしながら相談して決めていきます。
<妊活鍼灸の症例や役立つ情報>
メンタル系疾患と鍼灸
様々な理由で、心と体のバランスを乱してしまった方は、心の不安や体の苦痛と戦いながら日々の生活を過ごしています。
こうしたメンタルの悩みにも、鍼灸治療が効果的に働くことをご存知でしょうか?
不安を感じ取る役割がある脳の扁桃体という部分は、脳の奥深くに位置しています。

この扁桃体で感じた不安感は、その後前頭前野と呼ばれる脳の前部に送られ、論理的な思考によって解決が試みられます。
(「この状況は〇〇だから仕方がない。」「この人は〇〇だから気にすることはない。」など)
ところが不安感が大き過ぎたり、不安感が長期間に渡ることで前頭前野の処理能力を超えてしまい、不安感が上手く処理出来なくなってしまうと、うつ病や抑うつ状態を招くことになります。
こうして大き過ぎる不安感は処理し切れず、扁桃体の周囲にまで影響を与えるようになります。
特に視床は、嗅覚以外の感覚情報の中継地であるため、不安感などと感覚情報が結び付くことに繋がります。
すると、一定の刺激(何かを見た・何かを触ったなど)により、不安感を感じるといったことが起こるようになります。
また海馬は記憶に関係する機能を持つことから、こうした刺激と不安感の結びつきを記憶して、繰り返し不安感を感じることに関係しています。
更に視床下部は、自律神経機能(血流・心拍・呼吸など)、ホルモン分泌の中枢ですから、不安感などの精神症状と結びつくことで、様々な症状(動悸・息切れ・ホルモン異常など)を起こすことになります。
こうした症状に対して、鍼灸治療は知覚神経を通して視床に働き掛け、周囲にある視床下部、扁桃体にも影響を与えることが分かっています。
また、扁桃体から分泌されるドーパミンの働きを強めることで不安感を低下させたり、視床下部に働き掛けて自律神経を調整したり、更には前頭前野にも働きかけることが分かってきました。
長期間のストレスにより分断されていた、扁桃体と前頭前野の繋がりが徐々に再生することで、不安感に圧し潰されないように変化していきます。
また、不安神経症やうつ病で処方される投薬の働きを強める作用もあるため、投薬だけでは効果が出難かったメンタル系疾患の方にとっても、鍼灸治療はお役に立ちます。
更に女性にとっては避けることが出来ない、閉経前後の更年期障害に伴う心理的不安定にも、鍼灸治療はお勧め出来ます。
胃腸障害と鍼灸治療
鍼灸治療は、自律神経を調整する働きから、自律神経が支配している胃腸の働きを調整することも出来ます。
胃腸の働きが過敏になってしまう過敏性腸症候群や、胃腸の働きが衰えてしまう便秘症や逆流性食道炎なども鍼灸治療の適応疾患です。
また精神科疾患の一部とも言えるヒステリー球(東洋医学では梅核気)なども鍼灸治療の適応疾患です。
ヒステリー球は喉元が常にふさがった感覚があり、喉の詰まり感が、まるで梅の種が詰まったようであることから、梅核気と呼ばれています。
こうした西洋医学では治療が難しい症状も、東洋医学や鍼灸治療では一般的な疾患として治療されています。
感情やストレスと深い関係がある肝や、消化機能と深い関係がある脾胃を調整することで、症状の改善が可能となります。
