Leber 遺伝性視神経症(レーベル病)の鍼灸臨床で見えてきたことと課題
Leber 遺伝性視神経症(通称レーベル病、レーバー病)は、母親からの遺伝形式を取る若い男性に好発する両眼性の視神経症です。
片側の急激な視力低下で始まり、次に反対側の視力低下が始まることが多く、時間差で両眼に起こることが原因で、恐怖感がより大きくなるようです。
レーベル病の特徴として、急激に悪くなる期間とその状態が維持される期間、そして回復を見せる期間がありますが、回復の度合いは人により大きく違います。
傾向としては中年期以降での発病では回復が難しく、若年者にほぼ完全に回復するものが見られます。