外眼筋麻痺(外転神経麻痺)による複視 府外在住 20代男性
患者:府外在住 20代男性 学生
病名:外転神経麻痺
症状:内斜視 複視
経過
来院の4年ほど前から軽度の片側外転神経麻痺があり、内斜視による複視を感じることがあった。
来院時には軽度の内斜視が見られ、眼科では治療法がないということで当院に来院。
外方を見ると複視が酷くなり、一度複視になると正面を見ていても複視になってしまう。
鍼灸治療
外眼筋に栄養を送る血管の血流を増やし、神経機能を回復することを目的に施術。
また脳ストレスを減らすことを目的に頭部への施術し、パルス通電を施術した。
施術後明らかに複視が改善したが、暫くの間改善と再悪化を繰り返したため、週2回の施術で約1ヶ月、その後は症状安定を図り2週に1回の施術を1ヶ月継続した。
心身のストレスが高まると症状が悪化し、それが治ると症状が改善するため、症状に応じて頻度を変更しながら継続し、半年経過後には月1回の施術で経過を観察している。