大阪日本橋 
眼病の鍼灸
鍼灸ひより堂

大阪日本橋の鍼灸ひより堂です。
当院では現代医学では治療法がないと言われてしまった眼科疾患に対して、鍼灸治療によるアプローチをしております。
来院される患者さまの約95%は眼科疾患や眼科症状にお悩みの方々です。

鍼の太さと治療効果の関係

 鍼灸治療の流派によっては、鍼の太さや長さを予め決めているところもあるようですが、当院では適材低所で使用するため、多種類の鍼を用意しています。

 

鍼の太さ比較.png

 

当院では、上の写真にあるもの以外にも、更に太い鍼や長い鍼も用意しており、患者さんの状況や刺す部位や刺し方に応じて変化させています。

患者さんからすると、太い鍼ほど効果が高く、細い鍼は刺激が少なく効果が少ないイメージがあるかもしれませんが、これは少し違います。

 

鍼灸治療は少し特殊で、細い鍼を数少なく刺すと、太い鍼を数多く刺すよりも治療効果が高い傾向があります。

その代わり細い鍼で鍼の数を少なく刺す場合には、より効果が高い場所にピンポイントに刺す必要があるため、知識と経験がものを言います。

 

逆に太い鍼を数多く刺す場合には、刺激量がその人の回復力を上回らない限り、比較的初心者でも簡単に治療効果を出すことが出来ます。

もし刺激量が回復量を上回ってしまうと、オーバードーゼという状態になり、発熱や体のだるさなどの「鍼当たり」が起こります。

 

 当院で行う眼科疾患に対する鍼灸治療では、比較的細く短い鍼で施術することが多いのですが、目の周囲には多めに鍼を刺すため、比較的鍼灸初心者でも効果が出しやすい治療法です。

そのため将来的には、もっと数多くの鍼灸師が施術出来るように、マニュアル的な施術も出来れば良いと考えてもおります。

 

2024.12.08 Sunday